プロレス至近距離の真実

日本

「プロレス至近距離の真実―レフェリーだけが知っている表と裏」を読みました。

「プロレス至近距離の真実―レフェリーだけが知っている表と裏」

(著者)ミスター高橋 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

新日本プロレスのレフェリーとして、アントニオ猪木らの試合を2万試合以上裁き、また外国人レスラー担当、マッチメイカー、審判部長を務めた男が、そこにいた人間のみが知るリング内外のプロレスの魅力を存分に語り尽くした!あのベストセラー『流血の魔術最強の演技』における「プロレス革命―エンターテインメント宣言」の原点はここにあった。(「BOOK」データベースより)

うちの祖母がプロレスが好きな人で、小さい頃からその傍らで、毎週、プロレス中継を観ていました。著者しか知らない秘密の話も載せられていて、プロレスファンとしては、けっこう楽しめる内容でした。

(同じ著者の衝撃のベストセラー「流血の魔術 最強の演技―すべてのプロレスはショーである」も文庫化されているようなので、近いうちに読みたいと思っています。)

雅子妃 悲運と中傷の中で

日本

「雅子妃 悲運と中傷の中で」を読みました。

「雅子妃 悲運と中傷の中で」

(著者)友納尚子 (出版社)文藝春秋:文春文庫

雅子妃「こころの病」の真相は何か。皇居内部の暗闘のすべてを抉った『雅子妃の明日』に、この三年の変貌を書き加えた増補決定版。(「BOOK」データベースより)

いろんな立場の人が書いたものを読んでからでないとコメントできないというのが正直なところです。

伝説のプラモ屋

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「伝説のプラモ屋―田宮模型をつくった人々」を読みました。

「伝説のプラモ屋―田宮模型をつくった人々」

(著者)田宮俊作 (出版社)文藝春秋:文春文庫

田宮模型は自他共に許す世界最大のプラスチックモデルメーカー。プラモデルのために実車のポルシェを解体してしまったという「伝説」の社長。その彼を取り巻く人々も負けず劣らずユニークだ。CIAに始まり、カルロス・ゴーン氏、韓国元大統領、カイロの小学生、そして偉大な父まで。伝説の模型屋を作りあげたさまざまな人間群像を紹介。(「BOOK」データベースより)

ミニタリー・ミニチュアシリーズの兵士のフィギュアの話、ミニ四駆の話、マブチモーターの話が特に印象に残りました。

田宮模型の仕事

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「田宮模型の仕事」を読みました。

「田宮模型の仕事」

(著者)田宮俊作 (出版社)文藝春秋:文春文庫

たかが模型、されど模型。戦車のプラモデルのために東西冷戦下のソ連大使館と直談判し、車の模型を作ろうと実物のポルシェを解体してしまう。そんな本気がタミヤを世界一の模型メーカーにした!自らリンゴ箱の上で模型の図面を描いた現社長が綴る涙と笑いの奮戦記。親本に新原稿を大幅追加した増補決定版。(「BOOK」データベースより)

本のカバーに星のマークを発見!思わず手に取り、書店のレジへ。田宮模型の星のマークには、ワクワクさせる不思議な力があるようです。ちなみに、ツインスターとも呼ばれる星のマークは、赤い星が「情熱」を、青い星が「精密」を表しているいるのだそうです。本書は、田宮模型に携わる人々の夢と情熱の記録であり、彼らの模型に対するこだわりと愛情の深さが感じられる作品です。模型ファンならずとも、心動かされることでしょう。ぜひ、一読を!

「夢の超特急」、走る!

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「「夢の超特急」、走る!―新幹線を作った男たち」を読みました。

「「夢の超特急」、走る!―新幹線を作った男たち」

(著者)碇義朗 (出版社)文藝春秋:文春文庫

昭和39年(1964年)10月1日午前6時、新幹線「ひかり」1号と2号が同時に東京と新大阪の駅をスタートした。しかし記念すべきその場に、最大の功労者ともいうべき、前国鉄総裁・十河信二、技師長・島秀雄、建設担当常務・大石重成の姿はなかった。世紀の一大プロジェクトに果敢に挑んだ男たちの姿を描く感動のノンフィクション。(「BOOK」データベースより)

新幹線より若干年上の自分が、ようやくそれに乗車できたのは、中学の修学旅行の時でした。「夢の超特急」に乗れたというよりは、富士山を車窓から拝めたことの感激の方が大きかったような気がします。それはともかく、本書は「プロジェクトX」のような場面とナレーションを思い浮かべながら読むと、おもしろい作品だと思いました。

会社員のためのクイズで学ぶコンプライアンス

日本

「会社員のためのクイズで学ぶコンプライアンス」を読みました。

「会社員のためのクイズで学ぶコンプライアンス」

(著者)島田浩樹 (出版社)第一法規:単行本

企業の社会的責任(CSR)への取り組みの土台となるコンプライアンス。新米君と博士の2人の会話による2択クイズ(全120問)を解くうちに、会社員として最低限これだけは知っておく必要があるというコンプライアンスの基礎知識を、楽しみながら身につけることができる。(「BOOK」データベースより)

先の「やさしくわかるコンプライアンス」といっしょに買い求めたのが本書です。クイズ形式になっていてとっつきやすいし、身近な題材が多くてわかりやすく書かれているので、コンプライアンスの意識付けには最適の教材ではないかと思いました。

やさしくわかるコンプライアンス

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「やさしくわかるコンプライアンス」を読みました。

「やさしくわかるコンプライアンス」

(著者)あずさビジネススクール (出版社)日本実業出版社:単行本(ソフトカバー)

スキー・スノーボード製品の専門商社であるスノークラフト社で、次々とコンプライアンスに関する問題が発生!スノークラフト社の対応を読めば、あなたの会社を守るためのコンプライアンスの知識と対策がわかる。(「BOOK」データベースより)

支社の新入社員教育でコンプライアンスについて話をすることになりました。で、何か参考になるものはないかということで、探して求めたのが本書です。身近な事例が小説仕立てで書かれ、わかりやすくて、たいへん参考になりました。

たった一人の再挑戦

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「たった一人の再挑戦―50代早期退職者の行動ファイル」を読みました。

「たった一人の再挑戦―50代早期退職者の行動ファイル」

(著者)加藤仁 (出版社)文藝春秋:文春文庫

あなたは会社退職後のセカンドプラン、具体的に考えていますか?充実した定年後を過ごすために準備するに早過ぎることはない。本書には一流企業を早期退職した四十人余りのセカンドライフの在り方が掲載されている。海外雄飛、福祉、起業etc.あなたが想像しうる会社人間以降のヒントが必ずあります。(「BOOK」データベースより)

自分自身としては、宝くじかTOTOが当たったら、早期退職して趣味や旅行を楽しみつつ地域の役に立てるような暮らしをしたいなどと、まずはありえないことしか考えていない、つまりこれから先のことを何も考えていないというのが現状です。本書は、夢を実現させるために早期退職した、あるいは図らずも早期退職をすることになった多くの方の生きざまをレポートしたものですが、現実は考えている以上に厳しい、というのが正直な感想です。もう少し真剣に、そしてもう少し具体的にこれから先のことを考えないと・・・

死体は知っている

日本

「死体は知っている」を読みました。

「死体は知っている」

(著者)上野正彦 (出版社)角川書店:角川文庫

ゲーテの臨終の言葉を法医学的に検証し、死因追究のためとはいえ葬式を途中で止め、乾いた田んぼでの溺死事件に頭を悩ませ、バラバラ殺人やめった刺し殺人の加害者心理に迫る…。監察医経験三十年、検死した変死体が二万という著者が、声なき死者の声を聞き取り、その人権を護り続けた貴重な記録。(「BOOK」データベースより)

個人的には、「ゲーテの言葉」「魂の重さ」「二人の真犯人」の話が印象に残りました。

死体は生きている

日本

「死体は生きている」を読みました。

「死体は生きている」

(著者)上野正彦 (出版社)角川書店:角川文庫

変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。「わたしは、本当は殺されたのだ」と。死者が、真実の言葉で生者に訴えかける!突然死や自殺か他殺か不明の変死体を扱って34年。元東京都監察医務院長が明かす衝撃のノンフィクション。(「BOOK」データベースより)

「死人に口なしと言うけれど、丹念に死体を観察すれば、死者は真実を語りだす。死者ほど雄弁なものはない。」という著者の言葉が印象的でした。