「夢の超特急」、走る!

日本

「「夢の超特急」、走る!―新幹線を作った男たち」を読みました。

「「夢の超特急」、走る!―新幹線を作った男たち」

(著者)碇義朗 (出版社)文藝春秋:文春文庫

昭和39年(1964年)10月1日午前6時、新幹線「ひかり」1号と2号が同時に東京と新大阪の駅をスタートした。しかし記念すべきその場に、最大の功労者ともいうべき、前国鉄総裁・十河信二、技師長・島秀雄、建設担当常務・大石重成の姿はなかった。世紀の一大プロジェクトに果敢に挑んだ男たちの姿を描く感動のノンフィクション。(「BOOK」データベースより)

新幹線より若干年上の自分が、ようやくそれに乗車できたのは、中学の修学旅行の時でした。「夢の超特急」に乗れたというよりは、富士山を車窓から拝めたことの感激の方が大きかったような気がします。それはともかく、本書は「プロジェクトX」のような場面とナレーションを思い浮かべながら読むと、おもしろい作品だと思いました。