大奥をゆるがせた七人の女

日本

「大奥をゆるがせた七人の女―天璋院篤姫から絵島まで」を読みました。

「大奥をゆるがせた七人の女―天璋院篤姫から絵島まで」

(著者)由良弥生 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

江戸城大奥で繰り広げられた女の熾烈な争いを精緻に描いた傑作!徳川幕府265年間に厳然として存在し続けた大奥。そこでは、男の政治に翻弄される女たちの姿や、渦中で巻き起こる女同士の権力闘争が存在した。本書では、天璋院篤姫、皇女和宮、春日局、お万の方、お喜世の方、お琴の方、絵島といった、大事件と絡んだ、大奥を語る上で欠かせない七人の女性たちをピックアップ。ドラマでは描かれることのない、政治の裏話や歴史悲話がよくわかる。(「BOOK」データベースより)

自分のようにあまり知識のない者が、大奥とはどんなものでどういう仕組みになっているのか、大奥女中の役職にはどういうものがあってどういう役割をしているのかといったことを学ぶには、いい本かもしれません。

プリンタの買い替え

パソコン以上に調子が悪いのが、我が家のプリンタです。

「牛さん1号」(Gateway P5-166 MM)が我が家にやって来てまもなく購入したCanon LASER SHOT LBP-320。

多重紙送り(用紙を数枚同時に給紙し用紙が詰まってしまう)が頻発し、使い物にならない状態です。

分離パッドという部品を交換すると、この不具合は解決されるそうですが、本体を分解しなければならないようなので、スッパリ諦めることにしました。長い間ご苦労様でした、我が家のプリンタLBP-320よ。

インクジェットプリンタはインク代がバカにならないけれど、やっぱりカラー印刷ができるのは魅力です。

デザインも良くて、家庭で使うには充分な機能を持つEPSON EP-801AをAmazonで注文しました。

屋根・外壁の塗装工事 見積・契約編

12月20日に自宅の屋根と外壁の診断を住宅メーカーのメンテナンス専門会社にしてもらいました。今日は、診断結果の説明と見積提示の日です。

まずは、診断結果の説明を受けました。デジカメで撮った各部の写真を使い、担当者が説明されました。

  1. 昨年の診断時から、外回りの劣化が進んでいる。これからの1年1年は、劣化の進行が著しく早くなるので、早急の手入れを検討すること。

  2. 庭の樹木に白蟻のいた可能性あり。防蟻処理もあわせて検討すること。

(えっ~、白蟻もですか。そういえば、羽蟻がよく来てた時があったなあ。それにしても、写真による説明は、説得力があるなあ。)

次に、上記診断結果に基づく見積の提示です。

(去年提示された金額から少し高くなってるのは、仕方ないか。キャンペーン期間中ということで値引もあるのね。でも、1年中、「キャンペーン期間」ってことはないよね。)

最後に、契約と工期の確認です。今年はもうお願いすると決めていたので、工事請負契約まで行いました。工期は、防蟻処理工事が来年の1月15日で、塗装工事が1月26日~2月5日となりました。

(手付金は今年中に支払うのかあ。痛いなあ。)

ニューマシーンをついに注文

使いすぎなのか、老朽化なのか、いずれにせよ最近いろいろと調子が悪い、我が家のパソコン。

ついに本日、ニューマシンを注文しました(してしまいました)。

日本HP、某パソコン専門店、はたまた自作まで、ここ数日あれこれと検討に検討を重ね、DELLで購入することにしました。

機種は、12月8日に新発売となったXPS 430としました。スピーカを追加したくらいで、ほぼ標準構成です。

年末年始の休みに触ってみることはできなさそうですが、今からわくわく・どきどき状態です。

(もう少し早く注文すればよかったぁ!)

屋根・外壁の塗装工事 診断編

自宅の屋根と外壁の診断を住宅メーカーのメンテナンス専門会社にしてもらいました。

新築から10年目になる昨年に担当者から「そろそろ屋根・外壁塗装を行う時期ですよ。」と言われ、同じように診断してもらったのですが、出てきた見積金額を見てビックリ! すぐに払える金額じゃなかったので「今年は見送りさせていただきます。1年後にまたお願いします。」とこの時は丁重にお断りをしました。

「今年は診断だけでは済まない、屋根はわからないけど外壁はあきらかにやばい状態になっている、メンテナンスを頼むしかないかなあ、今年は。」と覚悟を決め、診断をお願いしたのでした。

昨年は自宅にいなかったので、どういう作業をされたのかわかりませんでしたが、今年は自宅でその様子を確認できました。診断は担当者一人で行い、屋根には登られませんでした。診断専用のものなのかどうかわかりませんが、長い棒の先にデジカメを取り付けて、写真を何枚も撮っておられました。

結局、今日は診断だけで、見積提示は23日にということになりました。

図説 絶版自動車

日本

「図説 絶版自動車―昭和の名車46台、イッキ乗り!」を読みました。

「図説 絶版自動車―昭和の名車46台、イッキ乗り!」

(著者)下野康史 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

今では乗れない、もう買えない懐かしの絶版車に、人気の自動車ライターが1台1台乗って書き下ろした、今までにない旧車評論!乗ってみたのは昭和時代の名車46台。1960年代の正統派クラシックカーから、1980年代の「ちょっとだけ古い」クルマまで、思い出の中で輝きを失わない、不朽不滅の名車を楽しむためのガイドブック。豊富な写真と詳細データつき。この一冊で、憧れだった当時の名車がよくわかる。(「BOOK」データベースより)

この本を読んで、小学生の頃、休日のたびに近くにあるディーラーに行って、カタログやノベルティをもらっていたのを思い出しました。カタログをもらった車のうち何台かは、この本にも掲載されているのかもしれませんが、なにしろノベルティが主目的だったのと、はるか昔のことで、この車だ!と言うことができません。

それにしても、どの車も「いい顔」をしていますねえ。正面だけでなく後ろ姿も、惚れ惚れするような車が多いです、この年代の車は。

(それに比べて、今の車は・・・ 単に現代の感覚というか感性というか、そういったものについていけない者のボヤキかもしれないですけど・・・)

また、絶版になった車を乗り続けている人が、こんなにもいらっしゃるということにも驚かされました。各オーナーさんの車への愛情の深さに感動!!です。

新説 軽快小型車

日本

「新説 軽快小型車―だから、小さいクルマに乗るのがいい!」を読みました。

新説 軽快小型車―だから、小さいクルマに乗るのがいい!」

(著者)下野康史 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

「大きいクルマを飛ばして走るのは、ちっともエラくありません。本当は、小さいクルマこそいいクルマなのです!」そう主張するのは、コンパクトカーに惚れ抜いて三十余年、元祖“小さいクルマ党”党首である人気自動車ライター、下野康史。安くて、燃費がいい、エコである、狭い道でもスイスイ走れる、そしてなによりも、運転していて楽しい!そんな魅力を伝えたくて、いま買える珠玉の56台を集めて徹底試乗。運転者とクルマが一体となって走れる小さいクルマの真髄がわかる本。(「BOOK」データベースより)

惚れてしまったクルマがたまたま大きかった(小さかった)というのが本当のところだと思うんですけどねえ。ま、それはともかく、紹介されているクルマの中では、運転するのが楽しくなりそうなクルマということで、ルノーのカングーに最も興味を持ちました。

(本書は先の「図説 絶版国鉄車両」と違って(ほんとうに、ごくごく一部ですが)カラー写真が使われています。カバーだけカラーということは、ありません。)

図説 絶版国鉄車両

日本

「図説 絶版国鉄車両」を読みました。

「図説 絶版国鉄車両」

(著者)松本典久 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

当時の列車の風景がよみがえる!憧れだった新幹線やブルートレインから、いつもの街に溶け込んでいた近郊形電車まで、さまざまな車両を日本全国追い求めて、乗って書き下ろした旧型車評論。国鉄時代の忘れえぬ列車の数々に、思わず自分の人生とリンクさせてしまうかも!?豊富な写真と解説で、現役を引退&引退寸前の古い車両を懐かしむ、ファン必携の回顧録。(「BOOK」データベースより)

鉄道ファンじゃないので、国鉄車両のおおまかなことが把握できるという点では、良い読み物でした。しかし、車両の魅力を伝えたいのにカラー写真がないというのは、どういうことでしょうか。そんなの文庫本じゃ無理って言われるなら、企画自体に無理があるということになりはしないでしょうか。

私は金正日の極私的ボディガードだった

日本

「私は金正日の極私的ボディガードだった―戦慄の思想と驚愕の素顔」を読みました。

「私は金正日の極私的ボディガードだった―戦慄の思想と驚愕の素顔」

(著者)李英國(訳・監修:李京榮) (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

世界的最重要人物の警護官として最強を誇り、最高の待遇で11年間仕えていた男が突如逆賊とみなされ、悪魔の巣窟=政治犯収容所に投獄された。そこで待っていたのは、人間を家畜以下のモノ扱いにする私刑、牛糞混じりのトウモロコシだけの食事…まさに生き地獄だった。「絶対に生き抜いてやる。“人間”として、ここから外に出るんだ!」人間を獣に作り変える“北社会”の知られざる闇。頂点とドン底を経験した者だけが語れる全真相。(「BOOK」データベースより)

この本に書かれていることが、すべて事実で、誇張がないとすれば、それはもうすごいことです。

昭和の皇室をゆるがせた女性たち

日本

「昭和の皇室をゆるがせた女性たち」を読みました。

「昭和の皇室をゆるがせた女性たち」

(著者)河原敏明 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

事実は小説より奇なりというが、半世紀以上の皇室ジャーナリスト生活において、私はそれを何度実感したことだろうか―。元皇族と民間人の不倫、尼僧の駆け落ち、里子に出された昭和天皇の妹…。皇室という閉ざされた世界に生きるがゆえの葛藤とは!?第一人者が語る「菊の世界」の女たちの麗わしきスキャンダル。(「BOOK」データベースより)

はからずも「波乱万丈」の人生を送ることになってしまった方々のご苦労やお気持ちを考えると、心が痛い。

(「皇室ジャーナリスト」が書いた週刊誌の記事をまとめたものなのでしょうか、この本は。「第一人者」と呼ばれるなら、それにふさわしい・週刊誌ネタじゃない・レベルの高い・内容のある著作を読んでみたい。)