突撃!グフフフ映画団

日本

「突撃!グフフフ映画団」を読みました。

(著者)黒田信一 (出版社)講談社:講談社文庫

いい映画を観たい--それだけのために独力で映画館を作った若者の涙と笑いの奮闘記(本の帯より)

本書は、札幌のマルコ出版から1983年に発行された単行本「JABB中毒 秘造り地獄編」(ジャブ70ホール著)が、1984年に改題されて講談社で文庫化されました。

今回、久々に読み返した形になるのですが、ジャブ70ホールに何度か行って観た映画の思い出とその頃の自分のことが鮮明によみがえって来ました。この文庫本と単行本だけは手放さず、これからもまた、ときどき本棚から取り出して読んでみたいと思っています。

(今回、この本を読んだので、どうなったのかなあと思って調べてみたら、ジャブ70ホールって約10年で閉館となっていたんですね。嗚呼。)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」を読みました。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」

(著者)山田真哉 (出版社)光文社:光文社新書

本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。(「BOOK」データベースより)

たしかにおもしろい、ひとつの読み物だとすれば。でも、これを読んで会計に興味を持つかどうかは、なんとも言えません。個人的には、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」はなぜ売れたのか?、ということに興味があります。

DVDスーパーマルチドライブ増設

いろいろと調子が悪い我が家のパソコン。

それなのに、ああそれなのに、「DVDを作りたい!」という欲求に打ち勝てず、DVDスーパーマルチドライブ(LG GH22NP20WH)を増設してしまいました。

(既設のCD-RWは、もう外しておいた方がいいのかな。)

もう、ほんとうに無茶するわぁ。

日本のテロリスト

日本

「日本のテロリスト」を読みました。

「日本のテロリスト」

(著者)室伏哲郎 (出版社)宝島社:宝島SUGOI文庫

明治はテロから始まったといっても過言ではない。明治の元勲たちの多くもテロで倒れている。そして、現代もテロは続いている。明治から現代まで、様々な時代の裏面を体現したテロリストたち。ほとんどは非業の死を迎え、そして、テロにあった者も志半ばで死んでいった。一体彼らは何に駆り立てられ、何に憤慨し、なぜテロに走ったのか。室伏哲郎が明らかにする“日本テロ史”の決定版が、完全リニューアルで復刊。(「BOOK」データベースより)

明治から昭和までのいろんなテロおよびテロリストについて、わかりやすく書かれています。テロリストの生い立ちなども詳しく書かれていて、興味深く読めました。(それにしても「公安警察」の次が「テロリスト」、偶然とはいえ何というチョイスなんでしょう・・・)

日本の公安警察

日本

「日本の公安警察」を読みました。

「日本の公安警察」

(著者)青木理 (出版社)講談社:講談社現代新書

オウム・革マル派との“隠された戦い”とは?監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は?誰にも書けなかった“治安活動”の真実。(「BOOK」データベースより)

何も知らない自分にとっては、公安警察の概要を知るには、ちょうどいい本でした。なんとも言えぬ恐ろしさというか薄気味悪さも感じさせられはしましたが・・・

韓国徴兵、オレの912日

日本

「韓国徴兵、オレの912日」を読みました。

「韓国徴兵、オレの912日」

(著者)チュ チュンヨン (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

韓国ではソウルの繁華街でも軍服姿の若者に頻繁に出くわす。もちろん、彼らがおしゃれでミリタリー・ファッションを着こなしているわけではない。兵役中、外出許可をもらった訓練兵が、しばし羽を伸ばしている日常の光景なのだ。韓国男子の会話が「軍隊の話で始まりサッカーの話で終わる」といわれるのは何故か。そんな秘密が解ける強烈な逸話が満載。今は日本に住む元韓国陸軍兵長が、ほとんどの日本人が知らない、自らの地獄のような体験を激白。(「BOOK」データベースより)

韓国のドラマや映画を観ていると、兵役という言葉がよく出てきます。また、韓国の俳優さんが兵役に行くとか、兵役から復帰したとかいうニュースを観たりすることも、たびたびありました。最近は、韓国ドラマや映画を観なくなってしまったけれど、この国の兵役や徴兵制度には関心がありましたので、今回「韓国徴兵、オレの912日」を読んでみました。兵役というのは想像以上に厳しいもののようですが、読んでいて思わず笑ってしまうような場面もありました。詳細なイラストもあり、兵役や徴兵制度のことがよく理解できる本だと思います。

撃滅 山口組VS一和会

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「撃滅 山口組VS一和会」を読みました。

「撃滅 山口組VS一和会」

(著者)溝口敦 (出版社)講談社:講談社プラスアルファ文庫

“日本のドン”田岡一雄亡きあと四代目山口組組長の座をめぐり、竹中正久四代目に反旗を翻した山本広ら反竹中派は一和会を結成、日本最大の広域暴力団山口組はついに分裂した。「不逞不遜」として山口組から絶縁処分を受けた一和会は、襲名わずか202日の竹中四代目を襲撃、射殺する。山口組対一和会の、血で血を洗う抗争が始まった…。関係者の証言と綿密な取材で描く、溝口敦の山口組シリーズ第4弾。(「BOOK」データベースより)

機会があれば、著者の別の著作も読んでみたいと思います。