TCP/IP で、同時 TCP 接続試行回数のセキュリティ制限値に達しました

昨日の「Windows XPでchkdskの結果を確認する」でXPのイベント ビューアを確認していた時のことです。システムの項目に気になる警告が記録されていました。

イベントの種類:警告

イベント ソース:Tcpip

イベント カテゴリ:なし

説明:TCP/IP で、同時 TCP 接続試行回数のセキュリティ制限値に達しました。

なんのことか訳がわからないので、ググッってみると「TCP/IP同時接続数の変更 (Windows XP SP2, XP SP3, Vista, Vista SP1) – PC Settings – PROSERPINE(プロセルピナ) – Japan Traceability Center」に詳しい解説が書かれているのを発見しました。

ホストがワームに感染したときの他ホストへの影響を最小限にするというセキュリティ上の理由からの制限のようですが、ウイルス対策もしてあることから、同記事に書かれている方法でTCP/IP同時接続数の変更を行うことにしました。

残念ながら記事に書かれているリンクからはツールをダウンロードできなかったため、「Tcpip-Patcher-hwrms.exe DOWNLOAD (Lang:日本語) – WindowsXP SP2 SP3 TCP/IP同時接続数の制限を解除 (Microsoft Windows)」のリンクからtcpip-patcher-hwrms.zipをダウンロードし、展開して生成されたtcpip-patcher-hwrms.exeを実行する形で対処しました。

現在の同時接続数が10となっているところを256に変更後、XPを再起動して終了です。

目に見えて効果があるとは言えませんが、その後イベント ビューアには同種の警告が記録されていないことから、今回の作業は無事終了したようです。

今回はXPのみで、Vistaに対しての作業はまだ行えていません。また、IE(Internet Explorer)のサーバ同時接続数の変更も行うとより効果が上がるようですが、作業が複雑そうでこれもまた未実施の状態です。

(気を落ち着けて作業ができるよう、ゆっくり時間が取れる時にチャレンジしてみたいと思います。)

tcpip-patcher-hwrms_before


TCP/IP同時接続数の変更前

tcpip-patcher-hwrms_after


TCP/IP同時接続数の変更後