XREAのサーバー移転 完結編

昨日、移転先サーバーの確保ができたので、今日は移転作業を行いました。午後来客ありの予定なので午前中で作業を済ませるべく、早朝より作業を開始しました。

  1. ファイルのバックアップ

    念のため、FTPソフトNextFTPでMovable TypeとWordPressのデータをローカルにダウンロードする。

  2. サーバー間コピー

    移転先である新しいサーバーの管理画面のメニューからサーバ間コピーを選択。移転元のFTP情報(ユーザー名、パスワード、サーバー名)を入力。リモートディレクトリとローカルディレクトリは/(ルート)を入力。転送方式はミラー(削除なし)を選択して[実行]をクリック。

    しばらくしてからFTPソフトNextFTPで新しいサーバーに接続し、rootの.servercopy.logができていることを確認。中身を見て最後の方に「COMPLETE」と記入されていることを確認。

  3. /public_html/logディレクトリの修正

    /public_html/logディレクトリの中のファイルを削除。サーバ管理画面からログの保存の再設定とphpMyAdminのインストールを行う。

  4. データベースのバックアップ

    移転元のサーバーの管理画面のメニューからデータベースを選択。ダンプファイルを作成するデータベースを選択し、[保存]をクリック。

    しばらくしてからFTPソフトNextFTPで移転元のサーバーに接続し、rootにダンプファイルのmysql.dumpができていることを確認し、ローカルにダウンロードする。

  5. 環境依存情報の書き換え

    アカウント名を同じもので取得したので、データベース内のディレクトリパス情報(/virtual/サーバのアカウント名)の変更は不要と思われたので、本項目は実行せず。

  6. 設定ファイルの更新

    Movable Typeはmt-config.cgiを、WordPressはwp-config.phpを修正。データベースのユーザー名とパスワードを修正して、移転先サーバーへアップロードする。

  7. データベースのインポート

    移転先のサーバ管理画面からデータベースを選択。作成するデータベースのタブをクリックし、パスワードを入力して移転元のデータベースと同じ文字コードを選択して[作成]をクリック。

    しばらくしてから移転先サーバーのユーザディレクトリのrootにダンプファイルmysql.dumpをアップロード。

    移転先のサーバ管理画面からデータベースを選択し、[復元]をクリック。

    しばらくしてからphpMyAdminでデータベースができていることを確認。http://アカウント名.sxxx.xrea.com/にブラウザでアクセスし、データベースにアクセスできているかを確認。

  8. サブドメインオプションサービスの設定

    移転元サーバーのサブドメインを削除し、移転先サーバーにサブドメインを設定。

    移転元サーバーのドメインウェブとドメインメールを空白にし、移転元サーバーのドメインウェブとドメインメールを設定。

    しばらくしてからhttp://アカウント名.sxxx.xrea.com/にブラウザアクセスして、設定したサブドメインのURLに変更されて表示されることを確認。

    Movable TypeおよびWordPressの管理画面から各設定を確認する。

  9. XREA+(PLUS)サービスの利用権移動

    VALUE DOMAINの管理画面で移転元サーバーから移転先サーバーへサービス利用権を移動。お試し期間7日間の利用権が残っているので「強制移動」を実行。

  10. メールソフトの設定変更

    Mozilla ThunderbirdおよびnPOPQのサーバー、パスワード等の設定を変更。

途中、家の用事で外出をしましたが、なんとか午前中に移転作業を行うことができました。

(移転先のサーバーが快適な環境であることを祈りたいです。そう頻繁にやる作業じゃないですし。手順を間違わないかと何度も確認しなければならなくて、けっこう精神的に疲れました。)

(参考にさせていただいたページ)

「xreaでのサーバ移転・移動」(mage8.com/transfer.html)