WordPress 2.8.4からWordPress 2.8.5へ

自動アップグレード時に警告が表示されるのは、wp-config.phpがUTF-8のBOMなし(UTF-8N)で保存されていないからと判明し、まずはその対応から行うことにしました。

サーバーからwp-config.phpをダウンロードし、TeraPadで開きます。[ファイル]→[文字/改行コード指定保存]をクリックすると、文字コードがUTF-8となっていたのでUTF-8Nに、改行コードはCR+LFのままとして上書き保存しました。修正後のwp-config.phpをサーバーにアップロードして文字コードの修正は終了です。

(wp-config-sample.phpのコメント部分にも書いてあるのですね、最近は。件の警告は、wp-config.phpの先頭にBOMが含まれているためにheader情報がそこで出力されてしまい、header関連の関数が使えませんよという意味だったんですね。)

次はいよいよ自動アップグレードの実行です。昨夜の22時頃に実行しようとしたのですが、XREAのサーバーはけっこう混雑していました。まあ何とかなるさと軽く考えたことが不幸な出来事を招くのでした・・・

データベースとファイルのバックアップを行い、すべてのプラグインの使用を停止した後、自動アップグレードを実行したところ「http://ja.wordpress.org/wordpress-2.8.5-ja.zip からアップデートをダウンロードしています」から先に進みません。混んでいるから仕方ないなあと思いながら、ついうっかりブラウザの戻るボタンを押してしまいました。すると

Briefly unavailable for scheduled maintenance. Check back in a minute.

と画面に表示され、身動きがとれなくなってしまいました。原因と対処法をググると、Wordpressのディレクトリの中に.maintenanceというファイルがあるためだそうで、このファイルを削除したら、WordPressに再度アクセスすることができました。

(すごく太い文字で表示されたメッセージが見たこともないものだったので、めちゃくちゃあわててしまいました。自動アップグレードが完了できないとこの.maintenanceというファイルが残ってしまうようですね。)

ダッシュボードには2.8.5を使用している旨の表示がなされていましたが、アップグレードできていないと思われたので、[ツール]→[アップグレード]→[自動再インストールを実行]をクリックすると、今度は「本当に実行していいですか?」との表示。その後再び「Briefly unavailable for scheduled maintenance. Check back in a minute.」の画面へ。

先ほどと同じように.maintenanceファイルを削除し、自動再インストールを試みました。またエラーが起こるようだったら、サーバーがまったく混雑していない早朝にでもするしかないなと思っていたら

http://ja.wordpress.org/wordpress-2.8.5-ja.zip からアップデートをダウンロードしています

更新を解凍しています。

展開したファイルをチェックしています…

最新のバージョンをインストールしています

データベースをアップグレード

WordPress のアップグレードを完了しました。

と表示され、なんとか今度はうまくいったようです。最後に、プラグインを有効化してようやく終了です。

あっという間に終わる自動アップグレードが、上記のようなトラブルで昨夜は22時から23時45分までかかってしまいました。投稿するのもままならない深夜に行うなんて無謀なことでした。

(参考にさせていただいた記事)

「Wordpressで「Briefly unavailable for scheduled maintenance. Check back in a minute.」のエラー at softel メモ」

(www.softel.co.jp/blogs/tech/archives/462)

「WordPressのアップグレード時に「Briefly unavailable for scheduled maintenance. Check back in a minute.」と出ても慌てない | WordPressで企業ウェブサイト作成・商用ホームページ制作 WordPress Go Go」

(wpgogo.com/customize/briefly-unavailable-for-scheduled-maintenance.html)