Microsoft Wordのドキッとするメッセージ

職場でMicrosoft Word 2003を使っていたら、一瞬ドキッとするようなメッセージが表示されました。

文書は保存されましたが、音声認識データを保存する十分な空き領域がないため、データは失われました。録音していないときは、必ずマイクをオフにし、ディスクで利用できる記憶域を確認してください。

音声認識データって、そもそもそんなデータ使っていないし、マイクも使っていないんですけど。

調べてみると「Word 2003使用中または文書の保存時に”文書は保存されましたが、音声認識データを保存する十分な空き領域がないため、データは失われました”と表示される(support.microsoft.com/kb/881872/ja)」に原因と対処法が詳しく書かれていました。

言語データ(マイクを通して話した言葉を、Word 等の文書に入力するための音声入力データや、マウスや専用のペン、タブレットを使って手書きで文書入力するための手書き入力データなど)をWordの文書入力で使用する予定はありませんので、言語データを埋め込む設定を無効にしました。

もうこれでこのメッセージとはオサラバかと思っていたら、そうでもないようです。既存文書ファイルに対して言語データを埋め込む設定を一括して無効化することはできないので、既存文書ファイルごとにこの設定を適用しないといけません。また、Word 2000以前のバージョンで作成した文書をWord 2003で開く場合には、せっかく作り直したNormal.dotの設定が反映されないので、注意が必要です。

(やれやれ。便利な機能を付けてあげたのに使わないの? 使わないんだったら、自分で対処してねって言われてるみたい。)