IME 2007の変換が遅い

三代目XPS 430には、Microsoft Office Personal 2007がプリインストールされており、IME 2007は最初から「通常使う日本語入力システム」になっています。

そのIME 2007の日本語変換が遅いので、ちょっと対策を調べてみました。

まず、Microsoft Office Outlook 2007との連携用辞書を削除する方法です。

IME 2007はOutlook 2007のアドレス帳の内容を辞書として使えるようになっていますが、アドレス帳に何も登録されていないと、いろいろ探し回って時間がかかるようです。架空のものでもいいから1件登録しておくといいらしいのですが、Outlook 2007を使うこともないので、該当の辞書を削除することにしました。

「トラブル! IME2007での困った症状 – [パソコンスキルアップ]All About(allabout.co.jp/study/pcbasic/closeup/CU20070519A/)」を参考に、4つの辞書-Outlook連絡先辞書(姓)、Outlook連絡先辞書(名)、Outlookグローバルアドレス一覧辞書(姓)、Outlookグローバルアドレス一覧辞書(名)-を削除しました。

この対策を行って、変換の遅さは少し改善されたような気がします。しかし、Internet Explorer 7の検索窓での日本語変換が遅いという問題は解決されませんでした。そこで、Windows Vista標準のMicrosoft IMEを通常使う日本語入力システムにすることにしました。

設定の手順は、「既定の日本語入力システムを Windows 標準の Microsoft IME に設定する方法(support.microsoft.com/kb/932104/JA/)」に書かれている通りです。

せっかくインストールされたIME 2007を使わないのは、もったいないような気もするのですが、遅くてイライラしないための選択なので仕方ありません。これで検索窓での変換も改善され、一件落着です。

(2月に発売されたATOK 2009に乗り換えるというのも解決策のひとつではありますね。でも、毎年毎年買い換えるのも大変だし。あっ、それなら定額制サービスというのを使えばいいのかも。)

(ちなみに二代目Terraには、ATOK15とIME 2002がはいっていて、ATOK15が通常使う日本語入力システムになっています。どちらも相当古いバージョンではありますが。)