ファイルやフォルダを右クリックすると表示されるメニューに「送る」があります。選択したファイルやフォルダを特定のフォルダやアプリケーションに「送る」ことによって、ファイルを任意のソフトで開いたり、ファイルのコピーなどを簡単に行うことができます。
この「送る」の実体はSendToというフォルダなのだそうですが、Vistaのそれがどこにあるのかよくわかりません。あれこれ調べてようやくその場所がわかりました。(XPのSendToもあわせて以下にメモとして残しておきます。)
Windows XP
%USERPROFILE%\SendTo
つまり
%SystemDrive%\Documents and Settings\%USERNAME%\SendTo
Windows Vista
%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo
つまり
%SystemDrive%\Users\%USERNAME%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo
通常は、%SystemDrive% は C: %USERNAME% はユーザー名○○、これを(ユーザー名)とすると、
XPでは、C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\SendTo となります。
Vistaでは、C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo となります。
階層が深いうえに、隠しフォルダになっているので、探すのは大変そうですね。そこで下記のようにすれば、簡単にSendToフォルダを表示させることができます。
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」に「shell:sendto」と入力して [OK]をクリックすると、現在ログインしているユーザーのSendToフォルダが表示されます。(Vistaで「ファイル名を指定して実行」を表示させる方法は、「Internet Explorer 7の検索バーを消したい」の記事参照。)