正規のWindowsの特典

「あんたがほんとうにWindowsの正規ユーザーかどうか、調べさせてもらうから。」

「は、はい・・・」

「ごめんなさいね、疑ったりして。最初からあなたは、Windowsの正規ユーザーと思ってたのよ。でもね、これが私の仕事だから、仕方ないのよ。お詫びのしるしと言っちゃなんだけど、これ受け取って。」

「わ、わかりました。どうも。」

こんなやりとりは当然のことながらありませんが、気持ち的にはこういう感じじゃないでしょうか、Windows Genuine Advantage(正規 Windows 推奨プログラム)って。

で、無事正規ユーザーと認められ、いただくことができるのが「正規のWindowsの特典」です。

「正規のWindowsをお使いのお客様にのみ提供される次の特典をぜひご利用ください。」とおっしゃるので、どれほどすごいものかと思えば、なんと「Microsoft圧縮(LZH形式)フォルダ」って・・・一瞬でも期待したことが恥ずかしい。

無料のモノはたいていありがたくいただくことにしていますが、これだけはいただけません。

というのも、XPの標準機能の圧縮フォルダで懲りているからです。ファイル検索やエクスプローラの表示をする際、圧縮ファイルをフォルダとみなしてその内部までチェックしようとするものだから、検索結果が出るまで時間がかかるし、エクスプローラの動作も重い感じがしました。

最終的には、下記のようにして圧縮フォルダを無効にしたことを憶えています。

(参考)「hail2u.net – Weblog – 圧縮フォルダを使わないようにするとエクスプローラがキビキビ動く(hail2u.net/blog/software/)

[スタート]ボタン→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]で下記コマンドを入力します。1行目がZIP用で、2行目がCAB用です。

regsvr32 /u zipfldr.dll
regsvr32 /u cabview.dll

このコマンドにより、拡張子.zipと.cabの関連付けがなくなるので、それぞれの関連付けをExplzh for Windowsなどのアーカイバソフトに変更する必要があります。(関連付けが何もない状態で、拡張子.zipや.cabを持つファイルをダブルクリックしてしまうと、圧縮フォルダが復活してしまうようです。)

ちなみに有効にする場合は、同じくコマンドプロンプトで下記コマンドを入力すれば、元に戻ります。

regsvr32 zipfldr.dll
regsvr32 cabview.dll

で、Vistaの場合はというと、XPのように簡単にコマンドでON・OFFできないようです。レジストリの削除をしないといけないようです。

(参考)「windows:vista [X_WIKI](wiki.xworks.org/windows:vista)

削除すると元にもどせないので、バックアップは取るとして、手作業で削除するのは大変そうです。参考サイトに書いてある.regファイルの書式を利用させてもらうといいかもしれません。

(特典云々にかこつけて、結局はこの無効化する方法のことを書きたかっただけだったりして・・・)