VistaのCD/DVD書き込み機能を無効にする

Windows Vistaには標準でCD/DVDへの書き込み機能が搭載されています。しかし、市販の書き込みソフトを用意している場合、この機能を使うことがありません。また、この機能を有効にしておくと、市販の書き込みソフトが正しく動作しない場合もあるようなので、無効化することにしました。

VistaのCD/DVD書き込み機能を無効にする方法は、Vistaのエディションによって異なります。UltimateとBusinessの場合は、グループポリシーオブジェクトエディタで無効化します。Home PremiumとHome Basicの場合は、レジストリを変更して同機能を無効にします。

(Vistaでは何でもレジストリを触らないとだめなんですね。XPだったら、マイコンピュータ→CD-R/RWドライブを右クリック→プロパティ→「書き込み」タブの「このドライブでCD書き込みを有効にする」のチェックをオフ、でOKだったのに。)

三代目XPS 430は、Home Premiumなので、下記の手順によりこの機能を無効にしました。

  1. レジストリエディタを起動します。

  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
    CurrentVersion\Policies\Explorerとキーをたどって開きます。

    ※キーがない場合は、作成します。

  3. レジストリエディタの画面右側の何もないところで右クリックし、[新規] – [DWORD(32 ビット)値] をクリックします。

  4. 追加した値の名前を「NoCDBurning」に変更します。

  5. 「NoCDBurning」をダブルクリックし、「値のデータ」を1(半角)にして [OK] をクリックします。

  6. [F5]キーを押して変更内容をシステムに反映させてから「レジストリエディタ」を終了します。

  7. 再ログオンします。

※再度、有効にする場合は、ステップ4で作成したDWORD値「NoCDBurning」を削除するか、「値のデータ」を0(半角)に変更して、再ログオンします。

※この機能が有効な場合、CD/DVDドライブのプロパティダイアログに「書き込み」タブが表示されています。(タブは左から「全般」「ハードウェア」「共有」「カスタマイズ」「書き込み」と表示されています。)無効な場合は、CD/DVDドライブのプロパティダイアログにあった「書き込み」タブが表示されなくなります。(タブは左から「全般」「ハードウェア」「共有」「カスタマイズ」と4つだけ表示され、「書き込み」タブは消えています。)

(余談ですが、市販の書き込みソフトでDVD-Rを作成しても、他のパソコンで読めないことがたまにあります。ソフトが悪いんではないと思うのですが。やっぱり、相性とかメディアの品質の問題なんでしょうね。)