乃木希典

日本

「乃木希典」を読みました。

「乃木希典」

(著者)福田和也 (出版社)文藝春秋:文春文庫

旅順で数万の兵を死なせた「愚将」か、自らの存在すべてをもって帝国陸軍の名誉を支えた「聖人」か?幼年期から殉死までをつぶさに追い、乃木希典の知られざる実像に迫る傑作評伝。日露戦争開戦100年後に書かれた本書は、従来の乃木像をくつがえすとともに、「徳」を見失った現代日本への警告ともなっている。(「BOOK」データベースより)

著者の評伝シリーズの第一弾が本書で、第二弾が先に読み終えた「山下奉文―昭和の悲劇」だそうです。同時に購入したとはいえ、一週間に福田和也氏の著作を二冊も読むとは、チャレンジャーなのか怖いもの知らずなのか・・・ 「山下奉文―昭和の悲劇」と同様、この作品も私にとっては接するのが早すぎたように思います。