山下奉文

日本

「山下奉文―昭和の悲劇」を読みました。

「山下奉文―昭和の悲劇」

(著者)福田和也 (出版社)文藝春秋:文春文庫

「マレーの虎」と呼ばれ畏れられた「最後の英雄」がたどった栄光と無念の軌跡を追い、昭和という時代の実相を明かにする。『乃木希典』に続く傑作評伝。新たに一章を加えた増補決定版。(「BOOK」データベースより)

そういえば「マレーの虎」呼ばれた軍人さんがいたなあといった状態で、この評伝を読むのはあまり意味がなかったのかもしれません。予備知識がないと、著者が言ってることに対して「なるほど」とうなずくしかないからです。私にとっては、本書に接するのが早すぎたように思います。