失格社員

日本

「失格社員」を読みました。

「失格社員」

(著者)江上剛 (出版社)新潮社:新潮文庫

嘘つき社員に傲慢部長、モーレツ執行役員にゴマスリ常務―不祥事の元凶がオフィスにはあふれている!サラリーマンが守るべき掟を「モーゼの十戒」に擬えて、コミカルにシニカルに描く。秘かに転職を目論む銀行員の心の内は…「二神に仕えるなかれ」、セクハラ対策を担当していながら、生保の中堅幹部はなぜセクハラに陥ったのか…「汝、姦淫するなかれ」など、傑作十篇収録。(「BOOK」データベースより)

一つ一つの話が短いので読みやすいのですが、それはさすがにオーバーでしょうといった誇張された所もあり、スッキリしませんでした。あとがき(十一番目の戒律ともいうべきもので、著者の銀行員時代の話が書かれています)が最も印象に残りました、というのは失礼な感想でしょうか?