歌謡曲の時代

日本

「歌謡曲の時代―歌もよう人もよう」を読みました。

「歌謡曲の時代―歌もよう人もよう」

(著者)阿久悠 (出版社)新潮社:新潮文庫

「勝手にしやがれ」「あの鐘を鳴らすのはあなた」「ペッパー警部」…。今も人々が口ずさむ、五千を超すヒット曲を作詞し、平成十九年に世を去った阿久悠。「歌謡曲は時代を食って巨大化する妖怪である」と語った稀代の作詞家が、歌手との思い出、創作秘話、移り行く時代を、鋭く、そして暖かな眼差しで描く。歌謡曲に想いを託し、日本人へのメッセージを綴った珠玉のエッセー。(「BOOK」データベースより)

こんな時代でも、歌謡曲と呼べる歌があってもいいじゃないか。いや、こんな時代だからこそ、歌謡曲と呼べる歌が生まれてほしい。こう考えるのは、「ないものねだり」なんでしょうか、やはり。