昭和天皇の妹君

日本

「昭和天皇の妹君―謎につつまれた悲劇の皇女」を読みました。

日本  「昭和天皇の妹君―謎につつまれた悲劇の皇女」

(著者)河原敏明 (出版社)文藝春秋:文春文庫

昭和天皇に隠された妹君がいた!この衝撃的な「三笠宮さま双子説」の真相を確かめるべく、皇室関係者百人近くに取材、月刊誌・週刊誌・TVで公表してマスコミの話題になった著者が、その後も調査を続け、「妹君」のおられる奈良円照寺を訪ね、面会もした上で、その検証の全てをまとめた。ミステリーの謎解きのようなドキュメント。 (「BOOK」データベースより)

双子にまつわる俗信・迷信のことは、本書を読んで初めて知りました。また、「妹君」云々のことも、同様です。できればそっとしておいてあげてほしかった、発表するにしても「妹君」とされる方の死後にすべきではなかったか、と思います。ジャーナリズムとプライバシーの関係とか、難しいことはわかりませんが、ジャーナリストとしての使命よりも人間としての気遣い・配慮を優先すべき場合もあるのではないかと思いました。