連合赤軍「あさま山荘」事件

日本

「連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」」を読みました。

「連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」」

(著者)佐々淳行 (出版社)文藝春秋:文春文庫

死者三人、負傷者二十七人、動員された警察官のべ十二万人、報道陣六百人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で何が起きたのか?当時現場で指揮をとった著者のメモを基に、十日間にわたって繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。(「BOOK」データベースより)

現場指揮官の迫力ある描写にひきこまれ、時間の経つのを忘れるくらいでした。事件については、いろんな立場の方が記しておられるようなので、機会があったら読んでみたいと思っています。

(あさま山荘事件当時、小学生だった自分は、テレビ中継をもっと観ていたいと、放課後通っていた珠算塾に行きたくないと駄々をこねたことがあります。クレーンで吊るされた鉄球が山荘を破壊する画面を観ながら、大学まで行ったお兄さんたちがどうしてこんなことをするんだろうと不思議でなりませんでした。)